美深駅 (宗谷本線)
◆久しぶりの街並み 美深駅
南美深駅を出て、次の美深駅に向かった。延々と続く牧草地帯に民家がちらほらと見え始めてきた。もう美深市内に
突入しているようだ。ほどなくして美深駅に着いたが、今までの秘境地帯の駅と比べると、天と地ほどのギャップのあるすばらしい駅舎が目の前に出現した。さすがにこれには驚いた。総レンガ張りの外観に大きな時計台。すごく立派な駅だが、やはりここもバス会社との共同で作られた複合ターミナル駅のようだ。JR単独でこんな立派な建造物を造るには、無理がありそうだが、共同で駅ターミナルを造るとなると可能なのであろう。
かつては、この駅から美幸線が仁宇部までの21.2km間運行されていた。そして北見枝幸までの延伸計画されていたが、仁宇部〜北見枝幸間は、未成線のまま1985年に廃線となっている。しかし、北海道には、廃線となってしまった路線が多いのにはあらためて驚くしだいであった。
ちなみに美深(ビフカ)の名前の由来は、アイヌ語の「ピウカ(小石のある河))」からきたものらしい。この美深駅も開業当初は、ビウカ駅と呼ばれていたそうだ。
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