神路駅跡 (宗谷本線)

佐久〜筬島間の前面展望ビデオです。1本にまとめると、レンタルサーバーの容量規制に掛かりますので、6本に分割しております。

◆佐久〜筬島 1

◆佐久〜筬島 2

◆佐久〜筬島 3 この辺りに神路駅の匂い

◆佐久〜筬島 4

◆佐久〜筬島 5

◆佐久〜筬島 6

 

◆どこにあるのかわからない神路駅跡

筬島駅を出て、天塩川に掛かる筬島橋?を渡り、国道40号線を次の佐久駅方面に向かう。次の目標は、廃止になって久しい超秘境駅跡だ。筬島〜佐久間には、かつて神路駅という駅が存在した。今回の旅のメインともいえる神路駅の所在を確かめるべき、国道を目を凝らし対岸を観察しながら国道をゆっくりと走る。しかし、どこまで行っても対岸には、建物らしきものは無かった。ふとそのとき、国道の地名板に「神路」という文字を発見した。そして、安全なところに車を止め、対岸を見てみるが、6月ということもあって、新緑が青々と茂り、葉で対岸が遮られているため、ほとんど何にも見えなかった。これが冬場の葉が無いころならよく見えると思うのだが。

神路駅跡に行くには、天塩川を渡らなければならないが、橋はずーと以前に流されていて、今は行く方法は無い。あえて行くとすれば、船で対岸に行くしかないのだ。そしてそれが原因で神路の集落が消滅したという、哀しい歴史のある駅なのだ。途中でいくつか、川原に下りる道を発見し、草むらの中を四駆を駆使して川沿いまで行ったが、神路の集落跡らしきものは、一切発見出来ずじまいであった。どこかのWebサイトに落ちた橋の跡のコンクリートが写真に掲載されているのを見たが、新緑の影響でそれすら発見できなかったのであった。悔しい思いで、数回筬島〜佐久間を行き来したが、結局は無駄足となってしまった・・・

◆結局なーんにも無かった神路駅跡

佐久駅から乗り込んだ普通列車、筬島駅で折り返す予定で乗り込んだ。かぶりつきに陣取ったが、今日は新米運転士が、先輩運転士の指導で運転しているようであった。早速、整理券を取り、ポケットに忍ばせている筬島までの運賃350円と一緒に押し込んだ。そうこうしているうちに、列車は発車し、ビデオも少し佐久駅を出てから映し始めたのであった。運転席の隣で新米運転士を教育している先輩運転士は、私がビデオで撮影し始めると、真ん中の貫通ドアに立っていたが、横に方に譲ってくれてありがたかった。やはり、お客は大事にしなくてはいけないんだろうね。たとえ1区間でも。

列車が発車してから、かなり経つが、木と草と天塩川が見える以外、人工のものは鉄道設備以外何も見当たらない。そしてもう神路駅辺りかなと思ったころ、左手に道路らしきものが見えた。そしてそこには踏切らしきものが存在した。神路の集落には、川を渡る以外いく方法が無いと聞いていたが、駅跡の近くだろうと思われるところに道路が見えた。この道路は通行可能かどうかは、定かではないが、私の持っている詳細な地図には載っていないようだ。そして、また何にも無いところが延々と続き、筬島駅の少し手前で2つの踏切があった以外、何にも無かったのであった。残念だが、もう神路駅跡を発見できる方法は私には無かった。350円を支払って筬島駅に降り立ったが、無いものは無いと諦めざるを得なかった。そして、折り返しの佐久方面行きの普通列車が来るまでの、約1時間半を筬島駅の貨車駅で肩を落としながら待つのであった。

 

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