恩根内駅 (宗谷本線)
◆おしゃれな駅舎の恩根内駅
紋穂内駅を出て次の恩根内駅を目指す。天塩川を渡り、国道40号線まで戻り、北上することにした。かなりの間一直線に伸びていたが、やがて国道は、蛇行する天塩川を跨ぐ。そこから少し進むと、恩根内の集落にたどり着いた。恩根内とは、アイヌ語の「オンネ・ナイ(親である川)」に由来するらしい。駅もすぐ近くにあったが、なんともおしゃれな佇まいの駅舎であった。駅舎内はこじんまりとしていて、必要最小限のもののようだ。ホームにはマーガレットが咲き乱れ、自然の美しさを感じる。しばらくすると、稚内方面からキハ261系スーパー宗谷が近づいてきた。最高速度の130kmでは走れない宗谷北線のため、スピードもそんなに速くないようだった。ホームにいる私にタイフォンを鳴らし、旭川方面に過ぎ去っていくのであった。
余談だが、このキハ261系は電子制御の振り子式を搭載していない新しくコストパフォーマンスを追及した車両だそうだ。台車の空気バネを利用する車体傾斜制御装置(最大傾斜角2度)が、振り子の代わりに搭載されているそうだ。コストパフォーマンス、イコール、安上がりってところか。
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