塩狩駅 (宗谷本線)
◆山に隠れた塩狩駅
蘭留駅から塩狩駅に向かう。国道も鉄路も峠越えの急勾配が続いている。峠を越えて少し行くと「塩狩駅→」という看板があった。国道から山の中を少し行くと塩狩駅が見えてきた。この駅は小説でも有名な駅だ。駅前には民家は見当たらず、辺りは峠の山頂付近で秘境駅と呼べるだろう。駅前には塩狩温泉なる看板があったが駅からは見えていないようだ。
この駅は国道から少し入っているのでとても静かで、なぜか落ち着く気がする。駅舎内にはベッドと呼べそうな板張りの長椅子が置いてあり、駅寝するにはもってこいのようだ。それと静かさと相まって癒し効果抜群の駅のようだ。近くに塩狩温泉もあるのでここを駅寝の宿にして温泉に入るのもよさそうだが、ここに来る前の数時間前に永山駅の手前で銭湯があり、そこを利用したばかりだったので今度来た時にでも行こうと思うのであった。
夕暮れの中を普通列車がやってきた。誰も乗降客は居ないが列車は停車する。そして、北に向かうのであった。
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