日本最北の地を巡る

◆ブレイクタイム　日本最北の地を巡る

昨日、稚内駅に到着し、北防波堤ドームの側で一夜を明かしたがこのまま次の駅巡りの旅に出る前に、ここ日本最北の地を少し巡ってみることにした。朝少し寝坊をしている間に、北防波堤ドームにはもう観光バスが来ていた。取材を済ませ、本当の意味での日本最北の地、宗谷岬に行くことにした。途中大草原の中に、野生のエゾ鹿を見つけた。立派な角のあるオス鹿であった。そしてその草原地帯をさらに北に行くと、宗谷岬に出た。海の向こうは、もうロシア（樺太）なのだ。天気が良ければ、樺太が見えるそうなのだが、あいにく今日は見えていないようだった。その後オホーツク海側を猿払方面に行く途中、ビデオに収めることはできなかったが、空を舞うオジロワシに遭遇した。海岸の浜辺には、アザラシの姿も見ることができた。東京にアザラシが出ると「タマちゃん」のように大人気になるのだが、ここ最北の地では、常に居るアザラシは珍しくもなんとも無いのだ。そして浜頓別まで南下し、クッチャロ湖の白鳥たちや野生の鳥たちを見ながら、豊富方面に進路変更し、日本海側に出ることにした。そして次の目標である留萌本線に向けてひたすら車を進めるのであった。